医学部受験に予備校は必要か

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勉強法

今回は医学部受験に予備校が必要なのか考えてみたいと思います。

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医学部生の予備校事情

 私が通う大学の医学部の同級生を見てみると浪人生は予備校に通って浪人生活を送っていた者が多く、現役生は60%ほどが予備校に通っていました。ここで現役生の出身が地方の公立であるのか、それとも首都圏の中高一貫であるのかで予備校事情が大きく変わることに気づきました。ここでは学校の進度が遅い公立高校に絞って考えます。

自分の学習時間が確保できているか

 予備校に通う上で最も考える必要があるのは、現在自分で問題集と格闘する時間が十分にとれているのかということです。

 ここでは部活をやっていると仮定して話を進めます。部活で忙しい高校生は周囲の受験モードに焦り始めた時、映像授業の予備校に通うことを検討することが多いと思います。

 ここで大切なのが今成績が伸び悩んでいる理由が予備校に通っていないからなのか、それとも勉強時間を十分に確保できていないからなのか、どちらの理由であるのかを判断することです。自分で勉強時間をたくさん積んでいるのに成績がうまく上がっていないのなら予備校の利用を検討する余地は十分にあるでしょう。

 問題は今も十分に勉強時間を確保できていないのにとりあえず周りに合わせて予備校に通おうとするパターンです。講義を受けてその場では理解した気になりますが、それを自分の体に落とし込むためには問題演習を十分に行う必要があります。

 ただでさえ時間のない受講生が、講義を受講することが一週間の勉強時間の大半を占めてしまうと問題です。肝心の問題演習への時間を確保できず、予備校で学んだ学習項が定着しないため、却って効率の悪い学習となってしまいます。

通塾時間のロスも考えよう

 自宅や学校から、学習塾・予備校までの通学時間が長時間になってしまう場合も注意が必要です。週に1日ならまだしも、現役生が週に数日も1~2時間かけて予備校に通うのは大きな勉強時間のロスとなります。

 例えば週に3日、1時間かけて通うとすると一か月で12時間の勉強時間を失っているという計算になります。

現役生の医学部受験に必ずしも予備校は必要ではない

 私は現役で医学部に合格しましたが、私の経験や周囲の医学部生の話を聞いても、医学部受験に必ずしも予備校は必要ないと思います。そもそも、勉強ができる学生というのは自分がいま何をすべきか判断して必要な教材を適宜購入して学習プランを立てることができます。模試や過去問演習を通じて方針が正しいか、修正が必要かも判断することができるはずです。いわゆるPDCAサイクルを自ら構築できるのです。

 そのような医学部を目指す学生にとっては予備校の講義の拘束時間がかえってマイナスに作用する場合もあります。むしろ、自分で勉強方法を管理できない学生は、医学部に入って膨大な医学知識を前にしたときに、自分で適切な勉強プランを立てて学習することができないと思います。

予備校の上手な利用法

 予備校の上手な活用法は、自分の演習でどうしても理解できない、うまく学ぶことのできない項目、科目に絞ることです。または学校の範囲の学習が十分に終了していることを前提として学校よりも早い進度で学習したい場合にも有効でしょう。

 加えて、学習環境を提供してくれるというのも予備校の大きなメリットです。自宅だと気が散って勉強に集中できないという人もいると思います。静かで綺麗な自習室が完備されているような予備校であれば集中して学習に取り組むことができます。

 また、予備校主催の模試は、その予備校に通っている生徒がその模試を無料で受験できる制度がある予備校もあります。河合塾がその代表ですね。高校で受験した場合も返金してくれるので大きな利点だと思います。

 予備校側も商売ですからいろんな講座をあの手この手で勧めてくると思います。しかし、現時点の自分にとって必要な講座ではなかった場合、その講義の時間は無駄になってしまいます。安易な3教科、5教科セットや季節講習の大量受講は薦めません。

浪人生の場合

 浪人生の場合、現役時代と変わり高校に通学することがなくなりますから、生活リズムが大きく変わります。自分の意識次第では午前中ゆっくり寝て居ようということも可能ですね。

 浪人生が予備校に通う一番のメリットは生活リズムが整う、そして対人でのコミュニケーションがとれるということだと思います。これは精神の健康を考えるうえで非常に大きなポイントです。予備校で朝から授業があることで毎日の勉強のリズムが整いますし、クラスメイトと顔を合わせることで周囲がどのくらいの勉強をしているのか把握することができます。息抜きに短時間雑談をすることでストレス軽減も図れるでしょう。

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