医学部受験のためにどの模試を受験すべきか

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勉強法

  有名な模試として進研模試、駿台模試、河合模試(全統模試)、河合塾の医進模試、代ゼミ模試などがあります。 今回は医学部受験に向けてどの模試を受験していけばよいのか解説していきます。

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基本的には河合模試を受験する

 国立大学の医学部を受験する場合、河合塾の河合模試(全統模試)を受験することを強く勧めます。理由は大きく2つあります。

 1つは模試の難易度が国立大学の医学部の入試問題のレベルに一番近いからです。旧帝大を除く国立大学の医学部の入試問題は全学部共通問題が多く、難しい問題というよりも典型問題が多く出題されます。医学部入試で求められる力はこの典型問題を決して取りこぼさないようにすることです。

 医学部を見据えた時、河合模試での一つの目安は得点として英語と数学は150点以上、物理と化学は80点以上を取ることです。または偏差値として各教科65以上を目安にしましょう。標準的な難易度である河合模試で取りこぼしの内容に受験する練習をすることで医学部入試への対応力が強化できます。

 2つ目は受験者数の多さです。特に高3の全統記述模試では、非常に多くの医学部受験生が受験しますので、全統記述模試での偏差値は精度が高く医学部の受験校決定に非常に役立ちます。

医進模試も受けておこう

 河合塾が高校3年の秋に実施するのが医進模試です。これは正直難易度としては国立医学部の入試問題のレベルを超えています。単科医大や旧帝大医学部を受験する人にとっては良い腕試しとなるでしょう。

 この河合塾の医進模試の受験を勧める理由は一定数の医学部志望者が受けているという事実によります。この模試は河合塾に通っている医学部志望の生徒はほとんど全員受験します。それ以外の医学部志望の生徒は個人で申し込むことになるので全統模試ほど医学部志望の受験者が集まりません。私の大学の医学部の同級生に聞いても30~40%が受験しています。

 もしこの模試と似たような問題が医学部入試本番で出題された場合、この医進模試を受験していた40%の医学部志望者はかなり有利になります。裏を返せば、もし医進模試を受験していなかった場合、受験していた医学部志望者に対して後れを取ってしまいます。この模試が少数の医学部受験者であれば影響は少ないですが、それなりの医学部受験生が河合塾の医進模試を受験しています。リスクマネジメントも兼ねて受けておくのが無難でしょう。

周りと違うことをやらない、差をつけられないようにするということが医学部受験の鉄則です!

駿台模試はメインは単科医大、旧帝大医学部志望者向け

 駿台模試についてですが、この模試の特徴は問題の難易度が高めであるということです。国立大学の医学部の入試レベルは超えているかなという印象です。

 また、問題の難易度が高いため母集団の平均点が比較的低くたまたま得意分野が出題されたときに想像より高い偏差値を取れることもあります。確実な実力が備わっていれば偏差値も安定しますが、実力が伴っていない場合偏差値にぶれが生じることもある印象です。

 この模試の一番のメリットは、採点の質が非常に高いという点だと思います。受験生は河合塾の全統模試と比べて少ないです。しかし、記述問題の採点は細部にまで行き届いており、減点の理由を理解して復習することで答案の記述力向上を目指せます。

進研模試は共通テストを意識しよう

 多くの公立高校が受験する進研模試ですが、高学年になるとベネッセ・駿台模試と名称が変わります。この模試は記述模試でも問題のレベルが低く、国立大学医学部の二次試験のレベルには及ばない印象です。そのため、共通テストを意識して8~9割の得点率を目指しましょう。

受験シーズンの模試は受ける個数に注意

  一つ注意すべきなのは模試を受け過ぎないことです。一つの模試を受験するのに少なくとも丸1日、多くて2日間かかります。また、それぞれの教科の復習にも多くの時間を費やす必要があります。そのため、志望校の医学部の対策や共通テストの対策に時間をかけなければならない受験期には多くの模試を受けるはかえってデメリットが大きくなってしまう場合があります。自分の学力の状態と医学部受験対策の進行度合いを加味しながら模試の受験を判断しましょう。

模試の成績表は1~2か月前の学力である

 最後に模試の成績についてです。特に受験期に注意すべきなのは模試の成績表の偏差値に惑わされないことです。

 模試の成績表は現時点での学力ではなく、1~2か月前の模試受験当時の学力です。受験対策が遅れがちな物理、化学、生物については模試の出題範囲の学習が数学、英語に比べて不十分である場合があります。その場合、物理、化学、生物の偏差値は現時点での学力を反映しているとは言えません。

 自分の状況を客観的に判断したうえで、一つ一つの模試に一喜一憂せず、着実に学習を進めていきましょう。

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