【2021年度】国公立医学部の面接点比率ランキング

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医学部分析

 この記事では2021年度(令和3年度)の国公立大学医学部前期入試の面接点について、各大学医学部の面接点が配点合計に占める割合、すなわち面接点比率について高い順にランキングにしています。
 医学部の入試が特異である点として、入試で面接試験が実施されるということが挙げられます。他学部の入試は学科試験のみで合否が決められますが、医学部は人命を預かる職業に直結するという学部ということもあり、面接試験を実施することで医師の適性を判断しているようです。
 もっとも、大学というのは教育機関であるので医学教育の一環で人間性も含めて6年間で医師として適切な人物に教育すべきで、医学部入学時の面接試験による選別は不適当ではとの意見もありますがここでは取り上げません。

 医学部の入試における面接は、はっきりと点数化される大学と点数化せず総合的な判定に用いるという曖昧な表現にとどまる大学に分かれます。昨今世間を賑わせている、医学部入試における女子受験生・浪人生への減点が面接点で行われていたという話もあります。都心の医学部受験生が地方の医学部へ受験すると、圧迫面接をされ面接点が低くなるとの噂もまことしやかに囁かれており、医学部受験の面接試験はある意味ブラックボックスとなっている側面もあります。
 受験生は各大学医学部の面接点の配点比率を確認し、特に多浪生は過年度の医学部合格者の年齢なども確認しながら受験校を決定することをおすすめします。

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各大学医学部面接点比率ランキング

 ここでは各大学医学部の面接点比率を高い順にランキングにしています。また、右側には、面接試験を点数化していない医学部も一覧にまとめています。最新の情報については各大学医学部の募集要項をご確認ください。

・面接点比率上位7大学

  1. 筑波大学医学類 面接点比率21.7%(面接点500点)
  2. 秋田大学医学部 面接点比率21.1%(面接点200点)
  3. 大分大学医学部 面接点比率19.0%(面接点200点)
  4. 旭川医大医学部 面接点比率16.7%(面接点150点)
  5. 東北大学医学部 面接点比率16.7%(面接点200点)
  6. 名古屋市大医学部 面接点比率16.7%(面接点200点)
  7. 熊本大学医学部 面接点比率16.7%(面接点200点)

 1位の筑波大学医学類は筆記による適性試験と面接点を合わせた配点が500点となっていますので単独での面接点というわけではありませんが、比率が21.7%と高水準です。
 2位の秋田大学医学部は二次試験の配点400点中面接点が200点となっており、二次試験の配点の半分を面接点が占めています
 注目したいのが東北大学医学部です。旧帝大医学部の中で唯一面接点比率が10%を上回っています。

・面接点比率下位5大学

  1. 福島県立医大医学部 面接点比率4.6%(面接点60点)
  2. 長崎大学医学部 面接点比率5.0%(面接点60点)
  3. 島根大学医学部 面接点比率5.2%(面接点60点)
  4. 高知大学医学部 面接点比率5.3%(面接点100点)
  5. 佐賀大学医学部 面接点比率5.9%(面接点60点)

 これらの大学の医学部の面接点比率はいずれも5%前後となっています。

 また、群馬大学医学部や新潟大学医学部など、面接試験を点数化していない大学も多くあります。しかし、面接の結果が著しく低い場合は不合格とすると明記している医学部もありますので注意が必要です。

面接はどのように対策すべきか

 医学部の学科試験と異なり、面接試験は試験官の主観が入ってしまうことは否めません。明確な評価基準も存在せず、医学部の面接試験の対策は中々難しい点もあります。
 医学部の面接形態として大きく分けて、集団面接と個人面接に分けられます。集団面接の場合、あるテーマが提示されそのテーマについてグループで討論するというのが一般的な医学部の面接試験のパターンです。一人では対策が難しいので、学校にお願いするか集団面接対策を実施している塾・予備校の面接講座の利用も検討しましょう。

 個人面接の場合は比較的が対策がしやすいと言えます。想定問答集を作り、想定されうる質問に対しては予めどう答えるか考えておきましょう。また、予想外の質問にも慌てず対応できるように、先生や両親にお願いして何度か面接の練習を行うことは必須です。

どうして医師を目指したのか。
どうしてこの大学の医学部を目指したのか。地元の医学部ではないのはなぜか。
わが県の医療事情について解説してください。
どんな医師になりたいか。希望の診療科は。
昨今の医療ニュースで興味があるものについて教えてください。

これらの質問は必ずどんな医学部受験生でも答えられるように最低限準備しておきましょう。

まとめ

 医学部の入試における面接は、各大学医学部によって幅はあるものの5%~20%と一定の配点比率を占めています。しかし、どのように点数をつけているのか不透明な部分が多くあります。
 共通テストで高得点を取り、逃げ切りたい医学部受験生は、面接点比率が低い医学部か点数化していない医学部を受験することも戦略の一つとして検討する価値はあると言えます。各大学医学部の配点傾向をよく研究して受験校を決定してください。

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