こんにちは。医学部に入学して真っ先に迷うのが、どの部活に入ろうか、ということだと思います。中には部活に入りたくないなと思っている人もいると思います。そこで今回は医学部の部活選びのポイント、そもそも部活に入るべきなのかということについて考えていきたいと思います。参考になればうれしいです。
医学部の部活に入るメリット
まずは医学部の部活に入るメリットについてです。ほとんどの医学生は部活に所属しています。そこで感じるメリットとしては、縦の人脈ができるということです。医学の世界は相当狭いですから、実習先の病院に部活の先輩が勤務していたということもあります。大学病院での実習でも「君は何部なの?」とよく聞かれます。
また、先輩からテストの話や実習のレポートでわからないことを気軽に相談できたりします。これは大きなメリットです。
また、交友関係も広がり大学内で孤立するということも防げます。大学では高校と異なりクラスがありませんのでサークルや部活以外でなかなか交友関係を広げることは難しいです。実習でできる友人もいますが先輩後輩との関係を作るのは部活以外では難しいです。
医学部の部活に入るデメリット
デメリットとしては、週に3~4日練習し、練習を休むことは原則禁止という部活が多いので拘束時間が増えるということです。特に試験前に自由に休めない場合ストレスがたまることもあるかもしれません。また、長期休暇も練習があります。他学部のサークルの場合は練習参加は自由ですので地元の友達との日程調整が難しいこともあるかもしれません。
また、部活の雰囲気が根本的に合わない場合日々の生活の大きなストレスの原因となってしまいます。特に、飲み会での雰囲気が苦手という話は聞きます。
部活選びのポイント
私は医学部の部活には入るべきだと思います。交友関係が広がり大学での孤立を防げます。先輩後輩との人脈も貴重です。しかし、部活選びは慎重にしないと大学での6年間を左右することになります。ここでは部活選びの際に見ておきたいポイントについて解説します。
まず部活をしっかりやりたい人は自分の好きなスポーツを選べば基本問題ありません。しかし、一部の部活では飲み会での低学年へ芸だしの強要などが行われるとの話も聞きます。多くの大学では新歓期間中の他部活のネガティブキャンペーンは禁止としています。なかなか部活の負の側面は入る前には判断しにくいですが、自分の高校の先輩などがいる場合、先輩に各部活の様子を聞くのも一手です。
また、練習日程と練習の参加が必須なのか否か確認しておきましょう。特に長期休暇の練習日程は確認しておくと良いです。あとは練習時間が深夜まで及ぶ部活もあるので注意しましょう。
医学の部活は日々の生活の気晴らしにもなり、また大学生活の大きな部分を占めます。新入生の皆さんがより良い医学生生活を送れることを願っています。
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